話し方教室東京 教養講座-議論に強くなるために大切なこと!
議論に強くなるには
「ファーストカンパニー」では議論について取り上げ、相手の感情に焦点を置き、自信をもって柔軟に話すように助言している。
仕事から家族の会話に至るまで、あらゆるシーンにおいて意見を述べて論じ合うこと、意見を戦わせることがある。このような議論に打ち勝つには、ディベート力、説得力、パブリックスピーキング能力が欠かせないという。
相手の感情に焦点を置き、事実に沿って感情を揺さぶるように議論展開を
議論では、できる限り自分の感情を挟まずに、客観的な根拠をもとに発言することが求められる。感情的になりすぎず、冷静かつ論理的に議論を進める必要がある。
しかしながら、人は、理性と感情に基づき意思決定を行う。意思決定において、理性よりも感情が与える影響のほうが大きいともいわれる。
そこで、事実に基づいたストーリーテリングが効果的である。相手の感情に焦点を置き、事実に沿って感情を揺さぶるような議論を展開すると良い。
議論は柔軟性をもって、建設的に進めること
討論で勝つ、または議論で優位に立つには、柔軟性が重要になる。時に、相手の議論に屈服する必要もある。しかしながら、それは、議論に負けたわけではない。譲歩すべきところは譲歩して建設的に議論を進めることで、聞き手からは合理的に見える。
そして、自信をもって堂々と意見を述べる。人は、自信がない人の発言よりも自信がある人の発言を受け入れる。ただし、自信は生まれつきの資質ではない。努力次第で誰でも身に付けられ、高められるものである。
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