話し方教室東京 教養講座-会議やミーティングでの話し方・コミュニケーションスキル!
パブリックスピーキングでは、まず聞き手の興味・関心を引き付ける
「フォーブス」では、パブリックスピーキングでは内容以上に聞き手の興味・関心を引くことが重要であり、話し手は聞き手の注意を引き付けることを意識するように強調している。
多くの話し手は、パブリックスピーキングの内容を重視している。もちろん、聞き手に対して伝える内容は重要である。しかしながら、聞き手の注意を引き付けられない限り、いくら話し手が伝えるべき価値ある情報を提供しても聞き手には響かない。
そこで、パブリックスピーキングでは、まず、聞き手の興味・関心を集めることに重点を置く。
会議には全体の流れを示すアジェンダが不可欠
ミーティングや会議などでは、アジェンダ(予定表)が欠かせない。アジェンダとは、開催日程や場所、目的、議題やテーマ、時間配分やタイムテーブル、参加・出席予定者など、全体の流れをまとめた資料である。
パブリックスピーキングの準備段階において、話し手がアジェンダを周知することにより、聞き手は全体の流れを把握できる。アジェンダを通じて、話し手と聞き手は情報を共有でき、共通認識を持てる。
だだし、ここで注意すべきは、アジェンダはあくまでも全体の流れを示すものであるという点である。つまり、パブリックスピーキング内容を簡潔にまとめたものではない。話を聞く前から大まかな内容を知っていると、聞き手の興味・関心、集中力は下がってしまう。
話し手はポイントを絞り話す、具体的に例示しながら説明する
人間の脳は、処理できる情報量に限度はある。そこで、話し手は、ポイントを絞り、具体的に例示しながら、より詳しく、より分かりやすい説明を意識する。
具体例を挙げて補足されると聞き手の脳では情報処理が促され、理解が進む。さらに、次の展開を聞く準備が整い、聞き手は話の内容に対して注意を向け続けられるという。
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