話し方教室東京 教養講座-オンライン・コミュニケーションで、特に、注意すべきこと!

オンライン型と対面型のコミュニケーションの違い

「リーガルヒューチャーズ」では、オンライン形式のパブリックスピーキングは、対面形式よりも聴衆・オーディエンスに注意を払い、声の要素や話し方を意識しながら簡潔に伝える必要があると強調している。

近年、プレゼンテーション、会議、ミーティングなどパブリックスピーキングのオンライン化は加速している。しかしながら、オンライン型のパブリックスピーキングを行うのが嫌で仕方がないと感じる人は少なくない。

形式は異なるものの、対面形式であってもオンライン形式であってもパブリックスピーキングの基本は同じである。唯一の相違点と言えば、話し手と聞き手が物理的に同じ空間に存在するか、物理的に離れた空間に存在するかである。

対面型コミュニケーションは、目の前にいる聞き手に対して直接的に話し掛ける。話し手と聞き手は同じ場所、同じ空間に存在する。一方、オンライン型コミュニケーションでは、離れた場所にいる聞き手に対して話す。話し手と聞き手は異なる空間に存在する。

オンラインでは聞き手の注意は逸れやすく、興味・関心を引き付けづらい

オンライン形式の場合、聞き手は、自宅など個々のテリトリー(領域)に存在する。それゆえ、対面型コミュニケーションに比べて、聞き手の注意は逸れやすく、興味・関心を引き付けることが難しい。

そこで、オンライン型コミュニケーションでは、対面型コミュニケーション以上に明瞭簡潔さを意識する。10分で完結する内容を長々と話す必要はない。

例えば、問題や課題、質問を投げ掛けながら話を始め、冒頭を軽めにして、すぐに本題に突入して要点に触れる。

オンラインコミュニケーションでは、「声」「話し方」が重要

オンライン形式では、「声」「話し方・伝え方」が極めて重要になる。

細かな表情、仕草や身振り手振りは画面越しに伝わりにくいため、「強弱・大きさ(強勢・アクセント)」「高低・高さ(イントネーション)」「リズム(ペース・速さ)」「間」「音色」といった声の力を意識的に活用する。

強調箇所を話す前に一呼吸置く、重要事項はゆっくり大きな声で話すなど、声や話の間を上手に使うことで効率的にメッセージを伝えられる。

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