話し方教室東京 教養講座-オンラインコミュニケーションでの「アイコンタクト」に注意せよ!
対面・非対面を問わず、コミュニケーションではアイコンタクトが重要
「ジェナードメソッド」では、対面あるいは非対面と形式の違いはあるものの、パブリックスピーキングにおいて聞き手とのアイコンタクトは欠かせないと説明している。
近年、バーチャルミーティングやバーチャル会議(VR会議)、テレビ会議などオンラインコミュニケーションの機会は急増した。
オンラインコミュニケーションでは話し手と聞き手が別の空間に存在し、スクリーンを介してコミュニケーションを図る。それゆえ、オンライン形式のパブリックスピーキングでは、対面形式よりも話し手と聞き手の繋がりが重視され、視線の動かし方やアイコンタクトが重要になるという。
オンラインコミュニケーションでは、カメラを見てアイコンタクトを取る
対面形式のパブリックスピーキングにおいてアイコンタクトを図る場合、話し手は聞き手一人ずつに対して視線を送り、会場全体に目配せすることが理想的である。数秒程度、目線を合わせたら別の人へと視線を動かし、アイコンタクトを取る。
一方、オンライン形式の場合、アイコンタクトの取り方は少し変わってくる。直接スクリーンを見ながら話すと視線がずれ、別の場所を見ているように見えてしまう。そこで、カメラの位置やアングルを踏まえたうえで、スクリーン越しの聞き手に対してアイコンタクトを図る必要がある。
例えば、対面形式と同じく、話し手がスクリーン上にいる聞き手の目を見ながら話した場合、話し手は聞き手に対してアイコンタクトを取っているつもりであっても、聞き手側からすると話し手と視線が合わないと感じる。これはカメラの位置やアングルが関係する。
違和感があるとは思うが、オンラインコミュニケーションでは、スクリーン越しの聞き手ではなく、カメラを見てアイコンタクトを図ると良い。視線をカメラに固定することにより、聞き手は話し手が目を合わせて話していると感じられる。
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