会話・雑談力の話し方教室-夫婦、恋人、大切なパートナーとのコミュニケーションを改善せよ!
アクティブリスニングを実践する
良好な関係を築くための第一歩は、相手の話を真摯に聞くことから始まります。
そこでアクティブリスニング。これにより、相手の言葉だけでなく、その感情や言外の意味まで理解しようとする姿勢を示すことができます。
具体的には、相手が話している間にうなずきながら聞き、話が終わったら適宜「あなたは…と感じているのね」といった形でフィードバックを返すことが重要になります。
そうすることで、相手は自分の気持ちが適切に受け止められていると感じ、よりオープンに話すことができるようになります。
定期的なチェックインを行う
日常の忙しさにかまけて、パートナーとのコミュニケーションがおろそかになってしまうことは少なくありません。そこで、そうならないようにするために、定期的に「チェックイン」の時間を設けることが大事です。
例えば、週に一度、お互いの感じていることや考えていることを積極的に共有する時間を持つことが効果的です。この習慣を持つことで、互いの現在の心理状態や生活の変化に敏感になることができ、相手を理解する助けとなります。
批判よりも、建設的フィードバックを行う
パートナーに何かを伝えたい時、特に改善を促したい場合は、批判的な言い方を避け、建設的なフィードバックの形をとることが肝心です。
言い方を工夫することで、相手は防御的な態度をとることなく、あなたの言い分を素直に受け入れやすくなるからです。
例えば、「あなたは、ゴミ出しを全然しない。たまにはやってよ」と言う代わりに、「たまにはゴミ出しをやってくれると、私は嬉しいな」と伝えると、相手も自分の行動を見直すきっかけになります。
話し方教室の視点/今日の一言
「大切な人との良好なコミュニケーションは、人生の幸せに直結している」
上述したポイントは、夫婦や恋人、大切なパートナーとの関係を深め、コミュニケーションをスムーズにするための基本的ガイドラインと言ってもよいものです。ぜひ実践してください。
あわせて、感謝の気持ちを表現することが重要です。日々の小さなことに対しても「ありがとう」を言うことで、相手に対する評価と感謝の気持ちを伝えることができます。
どうぞ、あなたにとって大切な人と、良いコミュニケーションを実践してください。それは、結局、あなたの幸せに直結している。そうではありませんか?
学院総長 酒井美智雄
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