話し方教室東京 教養講座-ワンランク上のプレゼンテーションの秘訣!
プレゼンテーションを改善するコツ
「フォーブス」では、形式(対面あるいはオンライン)、聴衆規模(小規模あるいは大規模)に関わらず、「ストーリーテリング」「聞き手目線」を意識すると、より良いプレゼンテーションになると論じている。
ストーリーテリングでは、話し手が伝えたいコンセプトやメッセージを想起させる比喩、個人的な体験談やエピソードを提示することより、聞き手に対する影響や印象を強める。
ストーリーテリングにより、感情的および論理的な訴求力が増す
例えば、典型的なストーリーテリングは、明確な問題・解決策・解決で構成されている。まずは、アイデアの要約から話し始め、事実と根拠を述べて、解決策を説明する。そして、最後は、強く行動を喚起して話を締め括る。
聞き手は、ストーリーテリングを通じてコンセプトやテーマを正しく理解できる。それゆえ、ストーリーテリングを含むプレゼンテーションは、事実を列強して根拠を述べるだけの場合と比べて、聞き手の興味・関心をより集められ、より強く印象付けられる。
つまり、ストーリーテリングによって、感情的および論理的な訴求力や影響力が増す。話し手と聞き手の感情的繋がりは強まり、聞き手の理解や共感が得やすくなる。話し手が伝えたいメッセージ性の訴求力は高まり、聞き手の理解は促され、記憶に残る内容となる。
聞き手目線でのプレゼンテーションを
また、パブリックスピーキングにおいて、話し手は、「聞き手目線」を意識すること。相手の視点から物事を捉えて説明することにより、聞き手は、話の内容がすんなりと入る。聞き手に合わせて言葉や表現を選び、相手の心に響き、共感を呼ぶように伝える。
あわせて、パブリックスピーキングの目的は「情報伝達」「説得」であるゆえ、話し手は内容を伝えながら、聞き手の表情や反応、質疑応答などにて聞き手の理解度を確認する必要がある。そこで、質疑応答を含めて、話の構成・展開を考える。
質疑応答は、聞き手の理解度を確認する時間でもあるが、話し手が内容を補足説明することで聞き手の理解度を深める時間にもなる。
■ 記事関連・話し方講座/実戦20分プレゼンテーション能力開発・話し方教室
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会