話し方教室東京 教養講座-プレゼンテーション成功のカギは、時間に余裕をもって、用意周到に準備と練習!
プレゼンテーションを成功させるには、時間に余裕を
「ザ サン デイリー」では、効果的で際立ったプレゼンテーションは、時間に余裕をもって用意周到に準備されていると紹介している。
プレゼンテーションを成功させるうえで、時間に余裕をもつことが重要になる。プレゼンの本番直前になっても準備が終わらない場合、気持ちは焦り、人前で話す状況に対する不安や恐怖、緊張を増幅させる要因と成り得る。
つまり、時間に追われれば追われるほど、心もまた余裕がなくなる。そこで、準備と練習に十分な時間を割くことが大事になる。
プレゼンの事前準備と練習は十分に
時間に余裕をもって、プレゼンテーションの目的を明確に理解したうえで、構成や展開を練り、順序立てて組み立てる。なお、質疑応答に対する準備をしておくと、さらに気持ちに余裕が生まれる。
そして、明瞭簡潔かつ論理的に伝えられるように練習を重ねる。キーフレーズやキーワードを軸にストーリーとして話せるようになることが目標である。単に配布資料やパワーポイントを読み上げるだけのプレゼンテーションでは、聞き手に対して、練習不足のイメージを与えてしまう。
準備と練習をしたら、本番では聞き手の注意を話し手に向けさせる
十分な時間を費やして準備と練習を行うと、細部まで用意が行き届く。あらかじめ、会場や当日に使用する機器やツールを確認する余裕も生まれる。事前に確認することにより、当日、プロジェクターが作動しない、USBが反応しない、パワーポイントが開かないといった機材関連のミスを防げる。
また、パワーポイントのスライド資料など機器やツールを介して見せる内容は、紙ベースで手元に用意しておく。当日、不測の事態が生じた際に安心材料となる。
ただし、機器やツールは、あくまでも補助的な役割であり、頼りすぎも良くない。人は、聴覚情報(言葉)より視覚情報に反応しやすい。プレゼンテーション中、視覚的ツールを多用すると、聞き手の注意は視覚情報に向き、話し手の言葉が伝わりにくくなる。
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