話し方教室 教養講座-必ず成功するプレゼンテーションにするコツ!

プレゼンテーションの成功は準備につきる

プレゼンテーションの成功は、準備にかかっています。

まず最初に、聴衆についてのリサーチを徹底的に行うことが大切です。聴衆が何を知りたいのか、どのような問題を抱えているのかを理解すれば、内容をそのニーズに合わせて調整できます。

次に、メインメッセージをはっきりさせ、そのメッセージを支えるエビデンスや事例を用意します。この段階で、スライドのデザインも考え、視覚的にも魅力的なプレゼンテーションになるよう工夫を凝らすことが重要です。

もちろん、リハーサルは必ず複数回行い、スピードや言葉遣いを調整することが大事です。

聴衆との関係構築を意識的に行う

プレゼンテーション中の聴衆との関係構築も成功の鍵を握ります。

プレゼンテーションを始める際には、簡単な自己紹介とともに、聴衆の期待を掴むような問いかけや、関連する興味深い事実を提示することは効果的です。

そして、聴衆の反応を見ながら、必要に応じて話のペースやトーンを変えたり、時折質問を投げかけることで聴衆の参加を促すことが可能になります。視線を全員に配り、聴衆一人一人に話しかけているような感覚を与えることが関係構築を深めるコツといえます。

プレゼンテーションの最後に強い印象を残す

プレゼンテーションの最後は、聴衆に強い印象を残すチャンスといえます。

メインメッセージを再確認し、聴衆が持ち帰るべきポイントを明確にすることが重要です。締めくくりには、キーフレーズや強い呼びかけを行うことで、記憶に残りやすくもなります。

そして、最後に、感謝の気持ちを表し、ポジティブな印象でプレゼンテーションを締めくくることを忘れないでください。

話し方教室の視点/今日の一言
「プレゼン成功の絶対条件は、話し手が自信を持って臨むこと」

プレゼンテーションでは、各フェーズにおいて聴衆の注意を惹きつけ続けることが、プレゼン成功のカギを握ります。これには工夫を重ね、経験を積み重ねるしかありません。

そして、プレゼンにおいては、話し手が自信を持っていることが非常に重要なことであり、そのためには、リハーサルを通じて話の内容に対する熟知度を高めることは絶対条件と言ってよいのです。

皆さんには、失敗しても腐らず、今日よりも明日、明日よりも明後日と、より良いプレゼンテーションを目指して、努力し続ける姿勢を忘れないで欲しいと思っています。

学院総長 酒井美智雄

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