話し方教室東京 教養講座-パブリックスピーキングで他者と差別化を図り、聞き手に影響を与える!

聞き手の記憶に残るスピーチで、他者と差別化

「スピーカーハブ」では、パブリックスピーキングにおいて、聞き手の記憶に残り、大きな影響を与えるには、他者との差別化が不可欠であると強調している。

ところで、パブリックスピーキングの目的は「情報伝達」「説得」である。話し手には、聞き手に対して肯定的かつ合理的な理由や動機を付与して、納得させることが求められる。

そこで、聞き手の記憶に残るような話をして他者と差別化を図ることが重要になるという。

独自性、独創性、豊富な専門知識など、自分の強みで差別化を図る

差別化を図る方法として、まず、「自分の強み」「他者より自分のほうが勝っている部分」を明確に自己認識する。そして、パブリックスピーキングにおいて、その強みをアピールする。

つまり、聞き手に対して独自性・独創性を示すことにより、他の話し手との違いが明確化され、唯一無二の存在として受け入れられる。

また、「存在意義」からも他者との差別化を図れる。そのためには、広い視野をもって専門性を深め、豊富な専門知識をもつと良い。特に、ニッチな分野に特化していると、明確に他者との差別化を図ることができる。

自由に臆せず意見を述べ、聞き手との議論を恐れない

他者との差別化を図るうえで、議論を引き起こすこと、物議を醸すことを恐れてはいけない。ただし、これは、聞き手の議論を引き起こすために、故意的に議論を醸す発言をする意味ではない。

例えば、業界の見解に対して否定的な考えであっても、自由に臆せずに個人の意見として述べる。話し手の発言をキッカケに聞き手との議論が繰り広げられ、意見を交わすことで新たなアイデアが思い浮かび、結果、聞き手の理解・共感、説得を後押しする。

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