話し方教室東京 教養講座-パブリックスピーキングで多くの話し手が失敗するポイント!

多くの話し手は、パブリックスピーキングで話しすぎる

「モールトリーニュース」では、パブリックスピーキングにおいて多くの話し手が失敗しやすいポイントとして、時間、情報量、話し方や伝え方を挙げている。

まず、多くの話し手は、パブリックスピーキングにおいて話し過ぎる傾向にある。そこで、時間と情報量を意識する。現代の情報社会において、人が集中力を持続できる時間は短くなりつつあり、人の集中力持続時間は15分程度といわれる。

それゆえ、パブリックスピーキングは、質疑応答を含めて15分以内で完了させるのが良い。冗長的に話すのではなく、伝えたい情報を絞り込んで簡潔に伝え、聞き手の質問に誠心誠意対応して話を終える。あれこれと伝える必要はないというわけだ。

聞き手はデータよりもストーリーを好む

パブリックスピーキングのメインは、話し手が発する言葉である。例えば、報告書や調査書の内容について時間を掛けて説明する、関連情報や背景情報を時系列で長々と説明するなど、情報を詰め込みすぎないことだ。

聞き手は、統計データや分析データよりもストーリーを好むという。

聞き手が求める情報を、聞き手に分かりやすく伝えることが重要

そして、パブリックスピーキングでは、聞き手が求める情報を聞き手にとって分かりやすく伝えることが重要になる。

徹底した聴衆分析のもと、聞き手のニーズに沿って情報を選び、聞き手の知識レベルに合わせた伝え方や話し方をする。専門用語や業界用語、略語は多用せず、難しい表現や伝わりにくい言い回しは避ける。

なお、話し手は、声のトーンを変えながら抑揚をつけて話すと良い。声を効果的に使うことによって話し手の感情が伝わり、感情的な訴求は強まる。スライド資料を見ながら話す、メモや原稿を読み上げるなど単調で一方的な話し方では、聞き手の理解や共感は得られない。

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