会話・雑談力の話し方教室-会話の時に、相手の名前を呼ぼう!
名前を呼ぶことで、自分を尊重し関心を持ってくれていると感じる
会話の中で相手の名前を呼ぶことは、コミュニケーションにおける重要なスキルの一つといえます。もちろん、いくつかのメリットがあります。
まず、相手の名前を呼ぶことで、相手が自分に興味を持ってくれていると感じます。
人は自分の名前を聞くことで、自己価値感を高めることができるのです。そのため、相手の名前を使うことで、会話相手が自分を尊重し、関心を持ってくれていると感じます。
その結果、相手との信頼関係を築くことも比較的容易になります。
名前を呼ぶことで、会話がより個人的でより親密なものになる
また、相手の名前を使うことで、会話がより個人的で親密なものになります。
例えば、相手の名前を使って質問をすれば、相手がより注意深く聞いてくれる可能性が高まります。
さらに、相手の名前を呼ぶことで、相手が積極的に会話に参加するようにもなります。ですから、相手の名前を繰り返し使うことで、会話が途切れることなく継続しやすくもなるのです。
会話で、相手の名前を呼ぶ際の注意点
上記で述べたように、相手の名前を呼ぶことにはメリットがあります。しかし、注意したい点もあります。
それは、まず、相手の名前を使いすぎないことです。使いすぎれば、相手に違和感を与える可能性があります。
また、相手の名前を使うタイミングを間違えないことが大切です。タイミングが適切でないと、会話が不自然になります。あくまでも、自然な流れで名前を挿入するというところが肝心です。
話し方教室の視点/今日の一言
「人にとって、自分の名前ほど重要な情報はない」
会話の中で相手の名前を呼ぶことで、信頼関係が築けますし、また、会話がより個人的で親密なものにもなります。その結果、コミュニケーションはより効果的なものになるのです。
そして、その要因は、名前を呼んでもらうと自己価値が高まるからです。そして、なぜ、自己価値が高まるかと言えば、「人にとって、自分の名前ほど重要な情報はない」からなのです。
皆さん、自分の名前を、大切にしてください。そして、皆さん、相手の名前も、大切に取り扱ってください。
学院総長 酒井美智雄
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