会話・雑談力の話し方教室-会話を楽しむちょっとしたコツ!
会話や雑談は日々の生活の中で不可欠なコミュニケーションです。対人関係を築く基盤となり、友情やビジネス関係を深める上で重要な役割を果たします。
良き聞き手になる
会話において重要なことの一つは、自分が話すことよりも相手の話を聞くことといえます。
相手の話に耳を傾けることで、相手が興味を持っていることや、価値観、感情などを理解することができます。また、相手の話を積極的に聞くことで、相手にとっても話しやすい環境を作り出すことができます。
そのためには相手に質問をする必要があります。相手の話に興味を持ち、もっと知るためにです。これで、会話が一方通行にならず、双方向のコミュニケーションが生まれます。
もちろん、ただ黙って聞いているのではなく、相手の話に対してうなずいたり、言葉で反応を示したりすることが肝心です。そうすることで会話がスムーズに進みます。
相手に共感を示す
人は、自分の感情や経験が理解され共感されると、安心感を得ます。会話の中で共感を示すことは、信頼関係の構築に非常に有効です。
そこで、相手が話す内容に対して、自分も同じような経験がある場合はそれを共有することです。相手の感情に寄り添うことで、心の距離を縮めることができます。相手の感情を言葉で表現することで、相手は自分の感情が正しく理解されていると感じます。
ただし、会話を横取りしないように注意することが大事です。
自分のことをオープンに話す
良き聞き手になることは大切ですが、自分のことをオープンに話すことも会話を豊かにするために欠かせない要素です。これにより、相手も自分のことを話しやすくなります。
ただし、自分のことを話す際には、自分の話題で会話を独占してしまうことがないように注意する必要があります。また、正直であることが大事です。自分の本当の感情や考えを正直に話すことで、信頼関係を築くことができるのですから。
話し方教室の視点/今日の一言
「会話・雑談を楽しみ、人間関係を楽しめ」
会話や雑談を楽しむためには、相手に対するリスペクトと興味が基本となります。良き聞き手になること、共感を示すこと、そしてオープンに話すことが、心地良い会話を生み出す鍵です。
これらのコツを心掛けることで、会話の中で相手との関係を深め、互いにとって有意義な時間を過ごすことができます。大切なのは、会話を通じて相手との間に理解と信頼を築くことです。
これにより、会話は単なる情報交換を超え、人と人とのつながりを深める貴重な機会となっていきます。
学院総長 酒井美智雄
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