話し方教室東京 教養講座-スピーチスキルの向上にフィードバックは欠かせない!
スピーチへの有益で建設的なフィードバックとは
「リンクドイン」では、スピーチやプレゼンテーションなどパブリックスピーキングにおいて有益で建設的なフィードバックとは、オープンで一貫性が保たれた、客観的で実践的なものであると説明している。
パブリックスピーキングスキルを向上させるうえでフィードバックは欠かせない。しかしながら、全てのフィードバックが有益で建設的とは限らない。偏っていて否定的、閉鎖的で防御的なものも少なくない。
スピーチのフィードバックの信頼性を高めるには
フィードバックは、それをする人の専門性や、話し手との関係性によって、信頼性は変わってくる。
例えば、信頼できるメンター、プロの指導者、博識な同僚からのフィードバックは、より信頼性は高く、有益である。一方、面識のない人、敵対的な批評家、偏見のある友人からのフィードバックは信憑性が低い。
具体的かつ明瞭、敬意のあるフィードバックを選び、抽象的かつ曖昧なフィードバック、個人的なフィードバックは避けることが望ましい。
客観的で実践的なフィードバックこそ価値がある
次にフィードバック内容を考えよう。前向きで建設的なフィードバックとは、バランスが取れており、関連性があり、実行可能ならびに実現可能なものである。パーソナリティではなく、パフォーマンスに焦点が置かれている。また、一般的な意見ではなく、具体的な提案である。
例えば、設定した目標、相手の強み、改善点などにと関連性をもたせたフィードバックが好ましい。無関係で非現実的なフィードバックは避ける。一貫性があり、客観的で、実践的なフィードバックこそ価値あるものとなる。感情的で主観的なフィードバックは一貫性に欠け、偏りがあり、矛盾が生じる。
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