話し方教室東京 教養講座-マインドマップを活用してスピーチ原稿を作成してみる!
(画像はPixabayより)
マインドマップで頭の中を可視化する
「スピーカーハブ」では、パブリックスピーキングにおけるマインドマップの活用について述べている。話し手がマインドマップを活用することで思考が整理でき、話しやすくなるという。
マインドマップとは思考の表現方法の一つであり、中心に主題、周囲にアイデアを書き、主題とアイデアを放射線状に結ぶ。そうして、頭の中を可視化して、思考を整理する方法である。
例えば、小説家は執筆の計画を立てるため、ソングライターは歌詞を作るため、実業家はビジネスプランに取り組むためにマインドマップを活用する。これにより、思考が整理でき、伝えたい内容を視覚的に認識できる。
マインドマップでスピーチの原稿を作る
まず、メインコンセプト(中心となる概念)を決める。メインコンセプトとは土台や基礎となる考えであり、マインドマップの中心に配置する。なお、メインコンセプトは端的に示す。具体的になり過ぎない。
次に、ブランチ(枝)を追加してメインコンセプトを肉付けしていく。関連要素をメインコンセプトから木の枝が分岐するように線でつなげて追加しながら、あらゆる側面からブランチを掘り下げる。
メインコンセプトを元に思考、アイデア、情報などを書き足し、抽象的なコンセプトを具体化する。全ての関連要素を出し切るまで続けることが重要になる。
その後、どんどんブランチを伸ばして、思考、アイデア、情報をさらに掘り上げる。各ブランチを細分化し、重要度や関連性に基づいてブランチを整理する。
マインドマップによってパブリックスピーキングの基本的な骨子も整う。あとは、マインドマップに従ってパブリックスピーキングの原稿を作成していく。
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