話し方教室 教養講座-良いスピーチにするための、準備から本番までのポイント!

事前準備のポイント

良いスピーチは、まず徹底した準備から始まります。まず話す前に、対象となる聴衆を理解することが重要です。聴衆の興味やニーズ、予備知識などを把握することで、内容を適切に調整できます。

次に、主題について深くリサーチを行い、信頼できる情報源からデータや事例を集めます。これにはインターネットの検索だけでなく、専門書や論文、実際のインタビューなど多角的なアプローチが求められます。

そして、構成を練る際は、明確な導入、展開、結びを意識することが大切です。そして、聴衆が最も関心を持つであろうポイントを冒頭に持ってくることで、注意を引き、興味を持続させることができます。

リハーサルのポイント

準備が整ったら、実際にスピーチの練習を始めます。

初めての練習は、できれば鏡の前で行い、自分のジェスチャーや表情を確認します。その後、信頼できる人々の前でリハーサルを行い、彼らからフィードバックを得ることが大切です。彼らの意見を聞くことで、誤解を招く表現やわかりにくいポイントを修正できます。

また、声のトーンやスピード、間の取り方など、話し方自体のスキルも磨く必要もあります。特に大きな会場でのスピーチの場合、マイクを使用する技術も含めて練習することが望ましいと言えます。

スピーチ本番でのポイント

本番では、準備とリハーサルの成果を最大限に発揮することが求められます。一方で、臨機応変な対応も重要です。例えば、突然の予期せぬ質問に対しても、あわてず、冷静に対応することです。スピーチの内容に熟知していさえすれば、何とか答えは見るかるものです。

また、本番では、聴衆の反応を見ながら、話のペースを調整することも大切です。例えば、関心が薄れてきたと感じたら、話題を変えたり、話のトーンを変えてみたりすることは有効な方法です。

話し方教室の視点/今日の一言
「良いスピーチにする秘訣は、事前準備とリハーサルが9割」

良いスピーチは、単に情報を伝えるだけでなく、聞き手の記憶に長く残るものです。そして、そうするためには、聴衆に何を感じてほしいか、何を行動してほしいかという目的に焦点を当て、それに向けてスピーチ・プロセスの全てを統合することが必要になります。

ついでながら、印象に残るスピーチにするための大事な点を一つ述べておきます。それは、自分自身の感情をスピーチに反映させることです。熱意や情熱を表現することで、聴衆の感情に訴えかけることができ、それが共感を生み、印象強いスピーチになるからです。

もちろん、それは簡単なことではありません。しかし、諦めないで、今日よりも明日、明日よりも明後日と、向上していくことが大切だと最後に申し上げておきます。

学院総長 酒井美智雄

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