話し方教室東京 教養講座-スピーチ、プレゼンテーションの「基礎」を身に付けよ!

パブリックスピーキングでの「基礎」の重要性

「インク.」では、スピーチやプレゼンテーションなどパブリックスピーキングを上達させるうえで、まず、正確かつ完璧に基礎要素を身に付ける必要があると説いている。

基礎があって初めて上達する。パブリックスピーキングの基礎要素が正しく身に付いているからこそ、能力・スキルが向上するという。

アイコンタクトは対面・オンライン双方のコミュニケーションに影響

私達の脳は、アイコンタクトを通じて、相手が脅威をもたらす可能性があるかを評価する。「目」は一番見られているパーツであり、人は相手の「目」を見て第一印象を判断しているといわれる。

つまり、アイコンタクトは、対面型コミュニケーションおよびオンライン型コミュニケーションにおいて大きな影響をもたらし、第一印象を左右する。例えば、アイコンタクトが苦手で避けている場合、第一印象は悪くなり、あっという間に相手の信頼・信用を失う。

そこで、対面型のパブリックスピーキングでは、視覚的ツール(配布資料、スライドなど)を必要最低限に留め、話し手と聞き手がアイコンタクトを図る時間を増やす。また、オンライン型のパブリックスピーキングでは、ウェブカメラを目線に高さに設置すると良い。

なお、相手の目を見たり、視線を交わしたりする場合は、自分の表情を意識する。笑顔でアイコンタクトを図ることで、良い第一印象を与えられる。

スピーチ、プレゼンの間は「手」のジェスチャーにも注意する

第一印象の大きな決め手は「目」であると説明したが、「目」だけでなく、「手」も大きな影響を与えるという。

パブリックスピーキングに対する際、緊張、恐怖や不安が極限状態に達すると、無意識的な身体反応が現れる。過度の緊張から体がこわばり、その結果、失敗を誘発してしまう。

例えば、人前で話す状況に緊張するあまり、無意識のうちに体側で硬く手を握りながら話したり、ポケットに手を入れながら話したりする人は少なくないだろう。しかしながら、これらの仕草は第一印象を悪くする。そのため、話し手は、パブリックスピーキング中、自分の手に対して注意を払う必要がある。

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