あがり症克服の話し方教室東京-スピーチやプレゼンテーションの恐怖を克服する!
話し手が十分に理解している情報のみを伝え、理解が足りない情報は話さない
「ファーストカンパニー」では、スピーチやプレゼンテーションの恐怖を克服するために、執行委員会による実践的なパブリックスピーキングのアドバイスを紹介している。
パブリックスピーキングに対して恐怖心や苦手意識を抱く人は多い。有能なリーダーでもパブリックスピーキングに恐怖、不安を感じる人は少なくないという。
そこで、どうするかだ。
パブリックスピーキングの目的は常に同じであり、聞き手への情報伝達と説得である。裏付けとなる情報や根拠となるデータを伝達して、聞き手を動機付けする。それゆえ、自分が十分に理解している情報のみを伝え、理解が足りない情報は伝えない。
人は、理解してない内容を説明することができない。つまり、理解度が不十分な情報は、正確かつ的確に説明できず、情報伝達ミスを誘発したり、聞き手の誤解を生んだりするリスクが高い。一方、理解度が十分な情報は、自信をもって堂々と話すことができる。
聞き手と会話をするようにスピーチする、物語を語る
続いて、パブリックスピーキングを双方向コミュニケーションと考え、一対一の会話として捉える。コミュニケーションの透明性、深いつながり・関係性を保ちながら、自然なコミュニケーションを心掛けるとよい。会話をするように話し、聞き手に不自然さを感じさせないように意識するのだ。
特に、個人的な体験談やエピソードといったストーリーテリングを重視する。ストーリーテリングを通じて、話し手と聞き手は脳活動レベルで連動するという。つまり、ストーリーテリングは、「話す」「聞く」という脳活動を連動させ、聞き手にとって、より記憶に残りやすくなる。
プレゼンの練習と実践を繰り返し、段階的にスキルアップしていく
しかしながら、やはり、練習に勝るものはない。プレゼンテーション内容を夢に見るまで練習を繰り返す。
そして、スモールステップで段階的にスキルアップしていくと良い。例えば、少人数のミーティングから始め、パブリックスピーキングの実践を重ね、自信を付けながら人前で話す状況に慣れていく。
練習や実践を繰り返すなかで、パブリックスピーキングに伴う恐怖や不安、緊張を和らげ、気持ちを落ち着ける術を身に付けることができる。
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